鮮やかな緑が印象的な”ずんだ餅”

日本各地の料理

宮城県の名物の一つである”ずんだ餅”。ゆでた枝豆をすりつぶして作られた、鮮やかな緑色が目にも美味しい”ずんだあん”が特徴的な郷土菓子です。

ずんだ餅とは

ゆでた枝豆をすりつぶし、砂糖や少しの塩を加えて作る”ずんだあん”が特徴の宮城県の郷土菓子です。

採れたて・茹でたての枝豆ならではの瑞々しさ、さわやかな風味を持つ”ずんだあん”を、つきたての餅にからめたのが”ずんだ餅”。一般的な小豆あんのおはぎが苦手な方でも食べやすい餅菓子です。

仙台の名君・伊達政宗に由来するとの説もあるようです。

近年はずんだ餅が全国区に

近年は冷凍のずんだ餅が菓子メーカーから出ており、仙台のお土産として買われる方も多いのではないでしょうか。

ずんだの鮮やかな緑となじみやすい風味から、ずんだシェイクやずんだパフェ、ずんだプリンなどといった”ずんだスイーツ”も数多く作られています。

全国どこでも、さまざまなずんだを手軽に楽しめるようになりました。

作り立て・甘さ控えめのずんだ餅が最高!

冷凍のずんだ餅も美味しいですが、それでもやっぱり作りたての”ずんだ餅”の美味しさは格別です。

既製品は保存のために、砂糖の量が多めです。

枝豆の美味しい夏、特にお盆には、さわやかで甘さ控えめの自家製ずんだ餅を楽しまれてはいかがでしょうか。

ずんだ餅のレシピ

〈材料〉

・切り餅:8個

・枝豆(さやから出したもの:300グラム

・砂糖:100グラム

・塩:小さじ1

・水:100㏄

〈作り方〉

1:枝豆は塩でもんでから、鍋に沸いたたっぷりのお湯で通常よりも柔らかめにゆでる。

2:ゆであがったら、さやから豆を取り出す。

3:すり鉢などで豆をつぶす。つぶしながら薄皮を取り除き、砂糖を加える。

  ペースト状になったら塩を加えて、加減を見ながら餅に絡めやすい粘度になるよう、水を加えてのばす。

4:切り餅は水で濡らし、電子レンジにクッキングシートを敷いた上に並べて

  600Wで1~2分加熱する(機種によって差があるので、様子を見て加減してください)。

  餅がふくらみ、角もやわらかくなったら取り出す。

5:3を5にからめて完成。

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